こだわり

こだわり

このたび「千年志し味噌」をお届けするにあたり、
同志で定めた「味噌の格付基準」に基づき、
より良い味噌を提供するために
以下の四つのこだわりを共通理念として「みそ造り」を進めました。

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  • 国産原料へのこだわり

    国産原料を100%使用した味噌であること。

    原料の大豆、お米、麦は各味噌蔵が吟味した、日本国内産の原料を100%使用しています。「本来の味噌」を造るためには伝統的な醸造方法を継承することからはじまり、当然ながらその原料は昔はそれぞれの地域で採れた大豆であり、お米であり、麦であり、輸入した原料は使われていませんでした。私たちの「みそ造り」はその原点に則った原料の選択から始まりました。

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  • 生みそ・無添加へのこだわり

    発酵食品として酵素、酵母が生きているように、
    加熱殺菌のしていない無添加の生みそであること。

    味噌は本来、麹菌の働きで酵素がたっぷり入っている発酵食品とされています。麹菌に含まれる酵素や酵母が生きているからこそ、健康に資する機能性食品とも呼ばれています。その味噌の効能を維持するためには、非加熱の“生みそ”であることが大切であり、伝統的な「みそ造り」の根本となっています。だからこそ私たちがお届けする味噌は、全て加熱殺菌されていない「生のみそ造り」にこだわっています。また、味噌は本来、米味噌、西京味噌の場合は大豆、米、塩の三つの原料だけから造られています。麦味噌も大豆、麦、塩のやはり三つの原料から造られています。豆味噌については大豆と塩の二つの原料から造られるなど味噌の種類により原料は違いますが、保存料、化学調味料等の添加物は入っていません。近年は品質維持や手軽さのために各種の添加物が入っている味噌も多く出回っていますが、機能性食品と言われる味噌の効能を発揮するためには、私たちはやはり無添加でなければと考えました。

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  • 天然醸造へのこだわり

    米味噌、豆味噌、麦味噌、西京味噌と味噌の違いはあるものの、自然の中で熟成発酵させた天然醸造のみそであること。

    伝統的な米味噌・麦味噌の造り方は、四季折々の季節を越えて、じっくりと発酵熟成させたものです。また豆味噌については豆麹から発酵熟成させるため、約二年の期間が必要となります。西京味噌についてはその製法上、米麹割合が高く甘さを身上とするため、伝統的に短期間の熟成となっています。これら各地の味噌は、自然の恵みを活かし、先祖代々の発酵熟成方法を受け継いで、味わい時を見極めた上でお届けいたします。

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  • 包装へのこだわり

    無添加、非加熱の美味しさを
    そのままお届けできる瓶詰めであること。

    生みそで無添加の味噌の美味しさをそのままに、どのようにお届けしたら良いかについて真剣に考え、最後に行き着いた形態が「瓶詰めにすること」でした。
    瓶詰めでお届けすると、非加熱、無添加の味噌でも発酵しすぎず、変色も極力抑えることができるからです。
    価格は高くなってしまうかもしれませんが、蔵元の丹精込めて作り上げた味噌を、つくりたてのままを食卓にお届けするにはこの形が最良と考えました。
    また今回お届けする全国各地九社の瓶詰め味噌のラベルの色は、日本の伝統色、和色を採用しています。
    数百種類もあると言われる日本の伝統色の中から、それぞれの味噌や地域にあった和色を使っています。